1-02.合計(SUMIF関数):条件にあった項目のみ合計を求める方法

SUMIF関数(サムイフ):条件に合ったセルだけの合計を求める

=SUMIF(範囲,検索条件,合計範囲)

■セル範囲内で、検索条件に合致した項目(セル)と同じ行または列にある合計範囲の選択

=SUMIF($B$3:$B$13, A17 , $D$3:$D$13)

範囲:商品名のセル

検索条件:A17セル(えんぴつ)

合計範囲:金額のセル

 

特定の項目だけ金額の合計を求めたいときに使用するのが、SUMIF関数です。

引数「範囲」で指定したセルの中で「検索条件」に合うものを探し、そのセルと同じ行(または列)にある「合計範囲」のセルの値を合計します。

 ここでは、「範囲」に項目のセル全体、「検索条件」は項目の具体名を入力したA17セル、「合計範囲」に金額のセル全体を指定します。

下記の式のように「検索条件」には、条件式や探す文字列を「”」で囲んで指定しても大丈夫です。

=SUMIF($B$3:$B$13, ”えんぴつ” , $D$3:$D$13)

 

商品名:シャーペンの場合は範囲と合計範囲は、えんぴつと同様で検索条件のみA18となります。

=SUMIF($B$3:$B$13, A18 , $D$3:$D$13)

又は

=SUMIF($B$3:$B$13, ”シャーペン”, $D$3:$D$13)

 

複数条件の場合は、SUMIFS関数の式なります。

2022年7月28日

1-01.合計(SUM関数):項目ごとに合計を求める方法

SUM関数(サム):合計を求める

=SUM(数値1,数値2,…) 又は =SUM(セル1:セル2) 

引数「数値1」「数値2」…に指定した数値、又はセルやセル範囲内の数値を合計する

ここでは商品ごとに各月の売上数をまとめた表があり、1月〜3月の売上数の合計を計算します。セル範囲内の値の合計は、SUM関数を使って計算します

B3~D3までのセル範囲選択して、セル範囲は、始点と終点のセルを「:」(コロン)で区切って表します。

ほかの商品の合計は、E3セルの右下隅をドラッグしたままコピーすれば計算できます。

関数式をコピーすると、それに応じて関数内で指定したセル範囲が、自動的にずれるのでセル範囲を書き換えることなく、正しく計算できます。

※関数の中で、ポピュラーで一番使用されるのがSUM関数です。Excelの基本な作業で身につけましょう。

2022年7月28日